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コラム

【連載】不動産投資の考え方 Vol.031 なごみ代表者の投資家時代 前編

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連載第三十一回は、なごみ代表者の投資家時代のエピソードをご紹介します。


なごみ代表者の投資家時代


もとはといえば、なごみ代表者もいち不動産投資家でした。
代表者が会社を立ち上げる以前の不動産投資歴について、少し話したいと思います。

なごみ代表者の不動産投資のスタートは、今から9年前の2008年に千葉に賃貸併用住宅を建てるところから始まりました。当時の代表は都内でマイホームの不動産売買の営業マンをしており、東京都港区の田町に住んでいましたが、サーフィンが趣味だったことから「千葉で仕事をしたい」と希望していました。

そこで千葉で家を借りるか買うかとなったときに、「家を借りて毎月家賃を払うのはもったいないな・・・・・・」と考えました。当時の代表の経済状態と資産に鑑みて、千葉に土地を買って家を建てるとしたら、月々のローン支払額の目安は10万円といったところでした。「毎月10万円を払い続けるのはもったいない。なんとかうまくできないか」と考えてたどり着いた結論が、「賃貸併用住宅」だったのです。

代表は長男であったため、「ゆくゆくは両親の面倒を見ることになるだろう」という想定もありました。そこで玄関が別々の完全分離2世帯住宅を建てれば、両親が元気なうちは片方を貸しに出せるし、親の介護が必要になったときには隣に住んでもらえるので、とても合理的だったのです。両親が近くにいることで、介護や援助も格段にやりやすくなります。

そして、2軒の戸建てが中央のサーフボード倉庫でつながるような間取りの賃貸併用住宅を建てました。2世帯住宅といっても独立性が高く戸建て感覚で気兼ねなく住める家にしました。庭もそれぞれに広く取り、海まで歩いて30秒の場所です。それはサーファーである代表の理想を詰め込んだ家でもありました。

実は代表は、東京で仕事を始める前に、千葉県の海のそばで一軒家を借りていた時期がありました。暮らしていると千葉の田舎なのに「サーフィンをやりたい」という理由で結構な人が移り住んでくることを知りました。千葉のサーフポイントがあるエリアでは、代表のようなサーファーが、東京や関西方面からやってきて、家を借りて拠点として使っていたのです。


サーファーというのは「自分が慣れているポイントでサーフィンをしたい」という人がけっこう多くて、そのポイントに惚れた人からの需要が絶えずあります。つまり、代表には「この場所に賃貸物件をつくったら絶対にニーズがある」という確があったのです。物件の立地は駅から距離はあるもののサーフポイントが目の前、通勤快速に乗れば東京駅まで約1時間で出られる場所ですから、意外と便利で賃貸相場が高いことがわかっていました。とはいえ、当時の代表は実需の売買をする一介の営業マンです。賃貸に関しては、素人と大差ない状態でしたので、本当に借りてもらえるのか少々不安もありました。

結果的に、この2LDKの戸建て物件は家賃10万円以上で借り手が見つかりました。読み通り、住宅ローンの支払いがほぼ相殺されます。その後入居者は入れ替わりましたが、現在でも9万5000円で貸しています。また、この物件では独身時代、自宅部分をシェアハウスとして運用した時期もありました。代表と弟と友人でのシェア生活です。こうすることで完全に収支はプラスになり、その後の投資資金をつくることもできました。

賃貸経営に手応えを感じた代表は、次の物件として競売で区分マンションを落札しました。ちょうどその頃、不動産業者以外に大家が競売に参加をし始めた時期で、代表も藤山勇司さんの「サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣」(実日ビジネス/2003年)などを読んで勉強していました。


後編へ続く


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